練り香水とはどういうもの?液体香水との違いや使い方をご紹介!
香水にはさまざまな種類がありますが、ほのかに香りを楽しみたいという人に人気なのが練り香水です。練り香水は液体香水よりも香りが柔らかなモノが多いので、初めて香水を使うという人にも使いやすいでしょう。この記事では、練り香水のメリットや使い方、注意点などをまとめます。
練り香水とは
練り香水は固形タイプの香水で、香料をワックスやミツロウ、オイルなどに練り込んで作られています。指先に香水を取り、身体に塗布して使うのです。液体香水よりも肌への刺激が少ないので、敏感肌でも使いやすい香水です。
また、香りの持続時間、香りの漂い方も液体香水より短く、柔らかく香りが出るので香水が苦手な人も使いやすくなっています。練り香水の持続時間は1時間から2時間ほどですが、こまめにつけなおすことで香りを持続させることが可能です。
練り香水を使うメリット
練り香水を使うメリットは、どのようなことがあるのでしょうか。メリットをまとめます。
保湿効果も得られる
練り香水は、ミツロウやオイルなどを使用しているので、ハンドクリームやネイルケアオイル、ヘアワックスなどのように使える商品もあります。練り香水は香りの出方が柔らかいので、香りが苦手な人が近くに来ても不快感を覚えにくいといえるでしょう。スメルハラスメントや香害になりにくいです。
量を調整しやすくなっている
指先に取り使用するので、液体香水よりも量を調整しやすいです。
持ち運びしやすい
練り香水はとてもコンパクトな容器に入っているので、化粧ポーチに入れやすく持ち運びやすいでしょう。外でも使いたい人に最適です。
練り香水の基本的な使い方
練り香水を使用する場合、どのように使えばよいのでしょうか。練り香水の使い方をまとめます。
基本的な練り香水のつけ方
基本的な練り香水のつけ方は、指の腹で練り香水を取って、香りをつけたい部分に塗るだけです。塗るときは、強くこするようにしてしまうと香りが飛んでしまうので注意しましょう。香りが弱くなったら再度塗り直します。また、香水をつけるときは、手を洗って清潔にしてからつけるようにしてください。
練り香水をつける部位はどこがよい?
練り香水をつける場合、どの部位につけるとよいのでしょうか。香りを優しく漂わせるには、体温が高い部位に塗るのがおすすめです。体温で香りが広がりやすくなります。液体香水より優しく香るので、液体香水で避けたい手首などに塗っても問題ありません。首筋や耳の後ろ、足首などに塗ってみてください。
髪の毛にも使える
練り香水は髪の毛に塗るのもおすすめです。髪の毛先に少量なじませれば、髪が揺れるたびに優しく香りが漂うでしょう。
身体以外にも使える
練り香水は身体以外にも使えます。たとえば、ハンカチに少しつければよい香りのハンカチになるうえ、それを枕元において就寝すれば香りを楽しみながら眠れます。マフラーやスカーフにつけるのもおすすめです。ビジネスシーンでは名刺につけるのもおすすめで、名刺に香りをつけることで相手に印象を残しやすくなるでしょう。本をよく読まれる方は、しおりにつけてみましょう。本を開くたびによい香りがしてリラックスできます。
練り香水を使うときの注意点
練り香水を使う際は、いくつか注意しておきたいことがあります。注意点をまとめましょう。
手を清潔にして使う
練り香水は容器の中に指先を入れて使用します。そのため、必ず清潔な手で使うようにしてください。直接手で触れるので雑菌が繁殖しやすいです。雑菌が容器の中に入ると香水の品質も変わってしまううえ、肌トラブルの原因にもなるので注意しましょう。もしスパチュラがあればそちらを使うのがおすすめです。
1年以内に使いきること
練り香水は、開封して1年以内に使い切りましょう。スプレータイプの香水よりも長持ちしにくいです。香りも少しずつ飛んでしまいやすいので、できるだけ早めに使い切るのがおすすめです。練り香水の容器はコンパクトなモノが多いので、毎日使っていれば大抵は1年以内に使い切れるでしょう。もしあまってしまった場合は、ハンカチや名刺など、身体以外の部分につける方法も試してみてください。
汗に混ざらないように注意
練り香水は、汗をかきやすい部位につけると汗のにおいに混ざってしまう可能性があります。せっかくのよい香りも変化してしまうので、つける部位に注意しましょう。
まとめ
練り香水とはどのような香水なのか、メリットや使い方などをお伝えしました。練り香水は優しく香りを演出できるので、香水初心者や香水は得意ではないけれど、よい香りを身にまといたいという人におすすめです。人が多い場所では香りが苦手という人もいるため、スメルハラスメントや香害にしないためにも、練り香水を選ぶのはよいのではないでしょうか。お気に入りの練り香水を探してみてください。