香水とボディミストの違いとは?それぞれの正しい使い方について解説
香りにはさまざまな効果があるといわれています。疲れているときに癒してくれたり、やる気を出させてくれたり、リフレッシュできるなど、好きな香りは元気やパワーを与えてくれますね。香りを楽しむ製品は色々ありますが、夏に人気となるのがボディミストです。この記事では、香水とボディミストの違いや使い方についてまとめます。
ボディミストとは
ボディミストは、水と香料、そしてアルコールから作られています。製品によっては、アルコールを使用していないモノもありますが、香水の原料とほぼ同じです。
さらにボディミストは、美容成分を配合している製品も多くある点が特徴的。保湿効果のある成分を加えている製品が多いです。ボディミストは、香りを楽しむだけでなくスキンケアとしての効果もあるといえるでしょう。
ボディミストはボディスプレーやボディフレグランス、アロマミストなどと呼ばれることもあります。
ボディミストの香りの持続性
ボディミストは、香りの持続時間が短いです。およそ1時間なので、香水と比べると短時間しか香りを楽しめません。また、香水は時間の経過に伴い香りが変わっていきますが、ボディミストの場合、香りはほぼ変わりません。
ボディミストの価格
ボディミストは、お手頃価格で購入できる製品が多いです。平均すると1,000円前後で購入できるので、さまざまな香りを楽しみやすくなっています。
香水とボディミストの違い
香水とボディミストにはどのような違いがあるのでしょうか。どちらも原料はほぼ同じですが、香りの持続時間、値段、使用できる部位などに違いがあります。
香水の場合
香水は、香りが長く続きます。パルファン、オーデパルファン、オーデトワレ、オーデコロンの順に香りの持続時間は短くなりますが、一番短いオーデコロンで1時間から2時間くらい香りが続くのです。パルファンは香りの持続時間が長く、5時間から7時間です。
時間が経過すると香りが変化していく点も香水の特徴です。香水の値段は、平均すると3,000円くらいからとなっていて、高級ブランドの香水の場合は、1万円を超える商品もあります。
ボディミストの場合
ボディミストの場合、時間にともなう香りの変化はありません。そして香りの持続時間は1時間程度です。ボディミストには、保湿成分が配合されている製品もあり、身体だけでなく、髪に使えるものもあります。ボディミストの値段は平均すると1,000円前後です。
香水とボディミストの正しい使い方
香水とボディミストはどのように使うとよいのでしょうか。
ボディミストの使い方
ボディミストはとても柔らかな香りになっているので、どこでも使えます。髪に使えるタイプもあります。香水のように手首や足元、膝の裏など好きなところにスプレーしてみましょう。全身にまんべんなくスプレーすることもできます。ただし、顔にスプレーするのは避けましょう。
たくさん使用すると、強く香ってしまう製品もあるので要注意です。最初は少量から試してみましょう。香りが薄くなってきたら再度スプレーしてください。美容成分も配合されていますが、肌が弱い方は念のためパッチテストすることをおすすめします。
香水の使い方
香水は、汗をよくかく部位を避けて使うのがおすすめです。手首や足元、膝の裏、耳たぶの後ろ、など少量つけて香りを楽しみます。下半身につけるほうが香りは優しくなります。
使い分け方について解説
香水とボディミストはどのようにして使い分けするとよいのでしょうか。使い分けについてまとめました。
肌質で使い分けする
肌が敏感な方は、香水よりもボディミストを使いましょう。香水のアルコール濃度は高めなので、肌が敏感な方はアルコールでかぶれてしまう可能性もあります。
ボディミストにもアルコールが含まれている製品もありますが、アルコール不使用タイプもあるのでそちらを選ぶのがおすすめです。乾燥肌の方はボディミストの美容成分で肌が潤うので、ボディミストを使ってみてください。
香りで使い分けする
香りをしっかりつけたいときは香水、香りをふわっとさせたい場合はボディミストのように使い分けするのもおすすめです。香りの持続時間を長くしたいなら香水のほうがよいでしょう。
香水はさまざまな種類があり、種類により香りも異なるので、強い香りが苦手であればオーデコロンやオーでパルファンくらいを選んでおくと無難です。
つける範囲で使い分ける
肌以外の部位に香りをつけたいのであれば、ボディミストがよいでしょう。ボディミストは髪に使える製品もあるうえ、衣服などにもスプレーできます。
値段で使い分ける
リーズナブルな価格の商品が欲しいならボディミストがおすすめです。リーズナブルな価格で購入できるので、さまざまな香りを楽しめます。
まとめ
香水とボディミストの違いについてお伝えしました。香水とボディミストは、香りの持続時間や香り方、そして値段に違いがあることが分かりました。
ボディミストは保湿成分も配合されているので、肌が乾燥しやすい季節はボディミストを使ったり、その日の気分で使い分けたりするのもよいでしょう。お気に入りの香水とお気に入りのボディミストを使い分けしてみてはいかがでしょうか。